iPadユーザガイド
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iPadで「Appleでサインイン」を使う
「Appleでサインイン」を使うと、対応しているWebサイトやアプリにApple Accountでサインインできます。新しいパスワードを作成したり覚えたりする必要はありません。アカウントは2ファクタ認証で保護されます。「Appleでサインイン」アクセスは家族や信頼できる連絡先と共有できます。
「Appleでサインイン」はプライバシーを尊重するために設計されています。Webサイトやアプリで求められるのはアカウントを設定するための名前とメールアドレスのみです。これらのアプリやWebサイトを使う際に、Appleがあなたをトラッキングすることはありません。
「Appleでサインイン」を使うには、Apple Accountの2ファクタ認証が必要です。これによって、Apple Accountと、アプリのアカウント、アプリのコンテンツが保護されます。
Appleでサインインするようにアカウントを設定/アップグレードする
「Appleでサインイン」に対応しているWebサイトやアプリからアカウントの設定またはアップグレードを求められたときには、以下を行います:
「Appleでサインイン」をタップします。
画面に表示される指示に従います。
名前やメールアドレスを求めないアプリ(およびWebサイト)もあります。この場合は、Face IDまたはTouch ID(モデルによる)を使って認証すれば、アプリを使いはじめることができます。
その他のアプリやWebサイトでは、パーソナライズされたアカウントを設定するために名前とメールアドレスが求められます。アプリでこうした情報を求められると、「Appleでサインイン」によってApple Accountでの名前と個人のメールアドレスが表示されるので、内容を確認してください。
名前を編集するには、名前をタップしてから、キーボードを使って名前に変更を加えます。
メールアドレスを指定するには、次のいずれかを行います:
自分の個人のメールアドレスを使う: 「メールを共有」をタップします。
Apple Accountに複数のメールアドレスが関連付けられている場合は、いずれかのアドレスを選択します。
自分のメールアドレスを非公開にする: 「メールを非公開」をタップします。
このオプションによって、個人のメールアドレスを共有せずにアプリからのメールを受け取ることができます。このオプションを選択すると、一意のランダムなメールアドレスが自動的に作成され、アプリからこのアドレスに送信されたメールは個人のアドレスに転送されます。
自分の情報を確認しメールに関するオプションを選択したら、「続ける」をタップして、Face IDまたはTouch ID(モデルによる)を使って認証すれば、アプリを使いはじめることができます。
サインインしてアカウントにアクセスする
「Appleでサインイン」を使ってWebサイトまたはアプリでアカウントを設定したら、通常は再びiPadでサインインする必要はありません。ただし、サインインを求められた場合(アカウントからサインアウトした後など)は、以下を行います:
「Appleでサインイン」をタップします。
表示されるApple Accountを確認してから、「続ける」をタップします。
Face IDまたはTouch ID(モデルによる)で認証します。
メールの転送先アドレスを変更する
アカウントの作成時に自分のメールアドレスを非公開にすることを選択した場合、Apple Accountに複数のアドレスが関連付けられているときは、転送されたメールを受け取るアドレスを変更できます。
「設定」>「[自分の名前]」>「名前、電話番号、メール」>「転送先」と選択します。
別のメールアドレスを選択してから、「完了」をタップします。
アプリの「Appleでサインイン」設定を確認する/変更する
「設定」 >「[自分の名前]」>「Appleでサインイン」と選択します。
アプリの設定を変更するには、アプリをタップしてから、次のいずれかを行います:
メールの転送をオフにする: 「“メールを非公開”を管理」をタップしてから、「転送先」をオフにします。このアプリからメールは届かなくなります。
「Appleでサインイン」の使用を停止する: 「削除」をタップしてから、「使用停止」をタップします。次回アプリにサインインするときに、新しいアカウントの作成を求められる場合があります。
「Apple IDでサインイン」アクセスを共有する
iPadでパスワードアプリ を開きます。
「すべて」をタップしてから、「Appleでサインイン」を使用するアカウントをタップします。
「グループ」をタップしてから、「新規グループ」をタップします。
グループの名前を入力してから、「人を追加」をタップします。
追加する人(複数可)の名前、メールアドレス、電話番号などを入力してから、「追加」をタップします。
注記: グループに参加者を追加するには、その人が連絡先アプリに登録されていて、iOS 17、iPadOS 17、macOS 14以降を搭載したデバイスを使用している必要があります。グループに追加できる人の連絡先情報は青で表示されます。グレーで表示される場合、その人のiPhone、iPad、またはMacがパスワード共有グループに対応していない可能性があります。
「作成」をタップします。
「Appleでサインイン」は、同じApple Accountにサインインしているほかのデバイス(iPhone、Apple Watch、Mac、Apple TV、およびiPod touch)でも使用できます。
Androidアプリ、Windowsアプリ、またはWebブラウザからサインインするには、「Appleでサインイン」をタップしてからApple Accountのパスワードを入力します。詳しくは、Appleのサポート記事「「Appleでサインイン」とは」を参照してください。